尿酸値を下げる生活の工夫

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痛風の人の運動



適度な運動て何?

痛風では適度な運動をと生活改善が求められますが、適度な運動て何?と思う人も多いのではないでしょうか?ドクターからはウォーキングとかと言われると思いますが、ウォーキングとかと言われても、どの程度の時間や距離、スピード、頻度で歩けば良いのか想像すらできません。

痛風に適した運動は、筋トレや激しい無酸素運動は逆効果なので、軽めの運動なのですが、自分が軽いと思っていても尿酸値が上昇している可能性もあり自己判断は危険です。



痛風に適した運動

効果的な運動とは

ウォーキング、自転車、水泳などの有酸素運動で、運動強度は30〜40%程度、運動時間は1回20~40分、週3回程度が良いとされています。運動強度30〜40%は心拍数から求めることができます。

目標心拍数の求め方

運動強度 ×(最大心拍数-安静時心拍数)+安静時心拍数=目標心拍数

計算例

年齢40才、安静時の心拍数が60、最大心拍数180の人が運動強度40%の運動をしたい場合、 0.4×(180-60)+60=108→ 心拍数が108になるよう運動する。

※最大心拍数は(220 - 年齢)で求めることができます。

運動のポイント

この運動強度は物足りないレベルで、運動している感覚は持てないかもしれません。散歩しているだけに感じる人も多いと思いますが、これ以上に運動強度を上げてしまうと尿酸値が上昇するので、このレベルでの運動が必要となります。

痛風の運動でジョギングを挙げている情報もありますが、この運動強度でジョギングは難しいと思います。

スポーツ選手や運動をしている人には痛風の人も多い傾向があるので、無理な運動には注意が必要です。


続けることが大切

運動している感覚がないので、目標も持てず続けるのが難しいかもしれませんが、日常生活の中に習慣として取り入れるのが続けるコツです。

晴れた日の通勤では駅までバスを利用していたのを歩きに変えたり、一駅先まで自転車で行くなど、日常の生活習慣に取り入れることで、運動している感覚がなくても運動していることになります。

日頃、車の人はこうした習慣を取り入れるのはさらに難しいので、意識を変える必要があり、家族がやっていた犬の散歩や掃除機は自分で行ったりするなどの努力が必要です。